失敗

学資保険のシステムの返戻率

学資保険選びで大事なポイントの一つに返戻率があります。
あまり聞きなれない言葉なため、まず読み方からわからない、と人も少なくないです。
これは「へんれいりつ」と読み、戻り率ともいいます。

返戻率とは支払った保険料のトータルに対しもらえる(戻ってくる)お金の合計がどのくらいの割合なのかを表したものです。
これには計算式があります。あまり難しくないので覚えておくと便利でしょう。
万が一覚えてなくても、インターネットで検索すれば出てきますし、学資保険のパンフレット等にも記載されています。

返戻率の計算式は「(満期保険金+祝い金)÷契約者が支払った保険料の総額×100」です。
たとえば、学資保険料の総額が200万円とします。
返戻率の計算をして、返戻率が1.1となった場合、保険料の総額の1割多い220万円が最終的に受け取れることになります。
逆に、返戻率が0.9となれば元本割れをとなり20万円損をしてしまいます。
このように、返戻率が高ければ高いほど、学資保険の貯蓄性が高まるということです。

返戻率の高い学資保険がお得ということがわかれば皆、返戻率が高い学資保険を選ぶようになるのは当然です。
そこで、保険会社は返戻率がとても高く見えるような仕掛けを持っているので気を付けましょう。
保険会社はできるだけ長い期間、自分たちにたくさんのお金を預けてもらえることが望ましいのです。
さらに、支払う返戻金を少額にするために支払われる保険料が少なくなるよう設定をするのです。

たとえば、保険期間を長くするために出生前から保険を開始するものもあります。
また、その保険金を長く保険会社が預かれるよう、一括前払いにして払込免除特則を外すようにします。
他には満期金の受け取りまで祝い金を繰り越すようにするといった方法もあります。

このように、返戻率が上がることで学資保険のメリットを消してしまう可能性もあるのです。
返戻率の高さだけで選ぶのではなく、ご自身のマネープランに応じて学資保険を選びましょう。

Copyright(C) 2013 子どもの未来のために欠かせない All Rights Reserved.